2025/07/02 18:05
栃木市の中心部、多くの観光客が行き交う蔵の町並み眺めながら大通りを北に歩き、東武日光線「新栃木駅」駅前の脇道を入ると、住宅地の中に見えてくるのが、うなぎ神社として有名な平柳星宮神社です。
磐裂命(いわさくのみこと)・根裂命(ねさくのみこと)・経津主命(ふつぬしのみこと)の三柱の神様を御本殿にお祀りする平柳星宮神社は、かつて神仏習合が盛んだったことから、明治時代に入って神仏分離がなされるまで、虚空蔵菩薩(こくぞうぼさつ)様を併せて祀っていました。
虚空蔵菩薩はうなぎに乗って来たといういわれがあったことから、神仏分離後もうなぎを神様のお遣いとして大切にされています。
かつては平柳星宮神社の氏子や信徒はうなぎを敬って食べなかったと言われており、明治以前まではお府令でうなぎを捕ることが禁じられていました。神主さんは今でもうなぎを食べない風習を守り伝え続けていて、その歴史の一端をうかがい知ることができます。

境内に入ると、手水舎(てみずや)が参拝者を迎えてくれます。季節の花が美しく浮かべられた清らかな水鉢、参拝の前に手だけでなく心も清められます。

流れる水の音と涼やかな風鈴の音に促されるようにあたりを見渡すと、手水舎の隣に「なでうなぎ」が目に入ります。
仲良く泳いでいる3匹のうなぎは、どんな困難や災害も乗り越えて前進する生命力の象徴とされ、参拝者の干支とうなぎを撫でることで身体健全、家内安全、事業繁栄のご利益があるとされています。
うなぎの表情がなんだか愛らしいですね!

正面の拝殿で家内安全・厄難消除・運気上昇を願ってお参りをしましょう。奥の本殿には御祭神(磐裂神・根裂神・経津主神)三柱の神様がお祀りされています。
もちろん、社務所にお願いすればお祓いやご祈祷をしていただくこともできます。

参拝を終え、心も清らかになって授与所に立ち寄ると、そこはうなぎだらけ!
うなぎのお守り、うなぎの御朱印、うなぎのお御籤などがあり、ここではうなぎが神様の遣いとして祀られ、人々にご利益をもたらす存在として大切にされていることがよくわかります。
昨今の御朱印ブームで、この世にも珍しいうなぎの御朱印を目当てに観光に来られる方も多いのだとか。
街の喧騒を忘れ、御神木や六柱の御祭神が祀られている六社を参拝しながら境内を散策していると、足元に何かを見つけました。
ん・・・これは・・・?
もしかして、うなぎ!?

参道を川に、波打つ瓦をうなぎに見立てた飾りを発見!
なんだかうなぎが可愛く思えてきます。
沢山のかわいらしいうなぎに出会い、うなぎのご利益をたくさんいただいて、神社を後にしました。
みなさんも栃木市に遊びにいらした際は、ぜひ平柳星宮神社にお参りしてみてください。
平柳星宮神社
ん・・・これは・・・?
もしかして、うなぎ!?

参道を川に、波打つ瓦をうなぎに見立てた飾りを発見!
なんだかうなぎが可愛く思えてきます。
沢山のかわいらしいうなぎに出会い、うなぎのご利益をたくさんいただいて、神社を後にしました。
みなさんも栃木市に遊びにいらした際は、ぜひ平柳星宮神社にお参りしてみてください。
平柳星宮神社
栃木県栃木市平柳町1丁目23-26
https://maps.app.goo.gl/Ts8cirfpoYGDdn5i9
https://maps.app.goo.gl/Ts8cirfpoYGDdn5i9
ご祈祷のご予約:TEL.0282-23-0795